アナタのマットレス、もしかしたら入らないかも!?
搬入トラブルが発生するリスクが高いのは、ソファーだけじゃないんだな。疲れたアナタの体を癒す、ベッドやマットレスだって、搬入できなかったってケースも、実際の引越し現場では起こってるんだぜ!
引越し準備でクタクタになって、なんとか引越しが終わったのに、せっかくの新居でベッドがない!そんな、悪夢がおこらないように、引越し前に必ず確認しときましょ!ってことで、ベッドと、マットレスの引越しで確認しておくべきことまとめました!
危ないのは、ダブルベッド。引越し前に必ず搬入経路を確認しよう!
ベッドは意外と大きさがあるから、心配している人も多かったりするんだけど、ベッドフレームは搬入のことを考えて、分解できるように作られているモノの方が多いから、あんまり心配いらないんだ!というより、よほど特殊なデザインのベッドフレームじゃなければ、まず問題ないよ。
むしろ、心配すべきが、マットレスなんだな!
「マットレスが入らないなんて想像もしてなかったわっ!」って言う人が多いけど、マットレスは、ベッドフレームみたいに分解できるモノではないので、搬入条件によっては、ほんとに注意が必要なんだな。
とはいっても、シングルサイズだったり、セミダブルサイズなんかは、全く問題無し。危険なヤツは、ダブルサイズと、クィーンサイズなんだな。ってことで、マットレスの引越しで注意すべき事をご紹介するぜ。
ちなみに、搬入できなかった場合、「吊り上げ作業」で、ベランダから搬入するのが一般的。当然、「別途費用」をお支払いする必要があるわけさ。吊り上げ費用は、引越し屋さんによっても違うけど、僕が働いてた家具屋さんだと、
・吊り上げ初期費用(作業員2名) 9,000円
・吊り上げ階数ごとに + 3,000円
・作業員 1名追加ごとに + 4,500円
3階への吊り上げ作業 作業員4名の場合だと、
初期費用 9,000 + ( 3,000 × 3階 ) + ( 4,500 × 2作業員追加 ) = 27,000円
ダブルサイズと、クィーンサイズだと、もちろん、クィーンサイズの方が大きいから、要注意すべきは、クィーンサイズでは?って思いがちだけど、実は、クィーンサイズって、セパレートタイプが多かったりするんだ。要は、シングルサイズのマットレスを2枚くっつけるタイプ。
セパレートタイプなら、心配無用。引越し日当日の寝床は確約されたようなものだけど、ダブルサイズと、セパレートタイプではないクィーンサイズが要注意ね。一般的なダブルのサイズは、横幅 1400mm ~ 1500mm、奥行き 1900mm ~ 2000mmなんだけど、特に、奥行きが 2000mmある場合が厄介なんだな。
あとは、マットレスの高さが重要。フカフカの高級マットレスだったりすると、高さは、400mm〜600mmくらいあったりするから、かなり搬入リスクが高くなるんだよね。まぁ、マットレスは、柔軟性があるから、ソファーほどトラブルが発生する可能性は少ないけれど、注意が必要かな。
ソファーの時と同じで、注意すべき搬入経路は、玄関の扉を開けたら、直にクランクがある、こんな間取り。これだと、マットレスを、建てて搬入しなくちゃいけなくなるから、玄関の天井高や、玄関扉の間口の高さが結構重要になるぜ。天井高が 2m20cm以上あれば、安心してもOKだけど、意外と玄関の天井高って低かったりするんだよね…
マンションに比べれば、だいぶリスクは少なくなるけど、一戸建ての場合でも、2Fに寝室があるケースが多いので、階段を中心にチェックが必要だね。チェックしたいのは、階段の天井高と、階段の途中でクランクがあるかを確認してね!
ベッドフレームが分解できることを大前提に、マットレスの注意点についてだけ語ってきたけど、やっぱりベッドフレームもちゃんと確認しておかなくちゃね。
分解できないと、かなりヤバいけど、まぁ、そんな特殊なベッドフレームだと、そもそも今のご自宅に搬入するのも至難の技なはずだから、多分みなさんのベッドフレームは分解できると仮定して、注意しておきたいのは、以下 。必ず、引越し業者さんとも確認しておこうぜ。
- 引越し業者さんが分解してくれるの?それとも、自分?
- ベッドフレームの組み立ては、引越し業者さんがしてくれる?
- 分解と、再組み立てに、別途費用はかかるのか?
- 組み立て説明書はあるか?
- 特殊な部品や、工具はつかわれていないか?
ベッドの分解と、新居での再組み立てを、どっちがやらないといけないのかは、引越し業者さんと、引越し代の交渉時に必ず確認しておくべき項目だとして、問題は、「組み立て説明書」と、「特殊な部品と工具を使ってないか」がじゅうようなんだ。分解したは良いけれど、難しくて組み立てられないとか、部品の紛失や、破損で、新居で組み立てられなかったなんてケースもあるんだぜ。
できるのであれば、ベッドを購入した家具屋さんで、万が一のために、部品や、組み立て説明書を貰っておくことをオススメするよ。
引越し日当日は、前日までの準備と、新居・旧居での搬入立ち会いで、きっとクタクタだと思うんだ。マットレスと、ベッドが無事に搬入できて、しっかりとした寝床が確保できてることを祈るぜ!
ちなみに、ベッドフレームを引越し業者さんに、組み立てしてもらうなら、グラつきが無いか、歪みがないか、しっかりと確認した方がいいよ。引越し業者さんは、引越しのプロだけど、家具のプロではないからね(笑) 家具って意外とデリケードだし、ダブルベッドだったら、毎日2人分の体重がかかるんだから、組み立てが不十分だったりすると、壊れちゃったり、ベッドの寿命も短くなっちゃうからね。
余談だけど、元家具屋のオレの愛用ベッドはコチラ。シンプルだけど、ウォーターヒアシンスの素材感が、なんとも素敵でしょ。リビングはシンプルモダン、寝室は、コイツをメインにアジアンテイストにして、インテリアを楽しんでるんだ。ちなみに、コイツは分解可能。再組み立ては、元家具屋の意地とプライドもあって、自分でやりました(笑)